滋賀で多くの観客を集めて東京進出時に直面した集客の課題を克服した3150FIGHT vol.9。
しかしこのリング上で亀田興毅氏が3150FIGHTの消滅と新たな形での再出発を発表しました。
ちょっとショッキングな発表でしたが3150FIGHTが完全に無くなるわけではありません。
詳しくは2024年8月1日(木)の関西コレクションで発表されますが、現時点で分かっている範囲において3150FIGHTの今後を紹介します。
3150FIGHTは新たなボクシング興行LUSHBOMUとコラボの道へ
3150FIGHT消滅!!
という発表はショッキングであり、根強いアンチ亀田層には喜ばしいニュースだったでしょうか。
しかし3150FIGHTはこのまま終わるわけではありません。
3150FIGHTが産声を上げてからもがき苦しむ間に別軸から新たに生まれたLUSHBOMUというボクシング興行があります。
このLUSHBOMUと合体する形で3150FIGHTは生き残っていくことになります。
LUSHBOMUはボクシング会場内に飲食ブースが多数用意され、試合と試合の間に選手の応援ラップや音楽ライブがある新たなボクシング興行です。
現地観戦した僕もこの快適な空間には衝撃を受けました。
更に4回戦ボクサーの試合から会場は大入り。
ボクシング界の常識を変えつつあるLUSHBOMUについて詳しくは以下の記事をご覧ください。
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LUSHBOMUと3150FIGHTが合体するメリットは??
さて、一体何故3150FIGHTはLUSHBOMUと合体するのか??
双方の強みと弱みを見ていくと両者のシナジー効果は非常に高いことが分かります。
まずはそれぞれの強みと弱みを見ていきます。
3150FIGHTの強み
- 数々の世界戦を開催してきた実績。
- KWORLD3ジムの選手ら多数のプロモートボクサーを抱える。
- 亀田興毅氏の業界内での影響力。
- ABEMAとの繋がり。
何だかんだで世界戦を何戦も主催し、多くのプロモート選手を抱える点は3150FIGHTの強みです。
亀田興毅氏の影響力やABEMAとの繋がりも相当デカい。
3150FIGHTの弱み
- 会場の集客力。
- 試合進行時の段取りの悪さ。
- おそらくスタッフが手薄。
- アンチ亀田による風評被害。
しかし3150FIGHTは会場の集客面では特に東京進出時においては苦戦していました。
どのボクシング興行も似たり寄ったりではあるのですが。
また、毎回予定時間通りに試合が進行せず、原因のハッキリしない待ち時間が生まれてしまうなど、進行が悪いです。
亀田興毅氏の名前はありますが、中のスタッフはかなり手薄なのではないかと以前から感じておりました。
何かトラブルが生じる度にアンチ亀田層による風評被害も相当なもの。
LUSHBOMUの強み
- 圧倒的集客力!!
- チーム力があり、進行が良い。
- 自前のアーティストを抱えている。
- LUSHBOMUを愛する熱狂的ファンの存在。
LUSHBOMUはボクシング興行以前からの音楽ライブ等の実績があるからか、熱狂的ファンを多数抱えており、会場は常に満員。
LUSHBOMU会場観戦時に感じましたが、スタッフも多くチーム一丸となって動いているからか進行がとても良い。
そしてLushMusicにて自前のアーティストを抱えているため音楽ライブ面で困ることはない。
LUSHBOMUの弱み
- 業界内での認知度の低さ
- ビッグマッチの経験値
- プロモートする選手の少なさ
新規参入して日の浅いLUSHBOMUは業界内での認知度の低さ、プロモートという面での経験値の低さが弱点と言えます。
こうして見ていくと3150FIGHTの弱みはLUSHBOMUの強みで、LUSHBOMUの弱みは3150FIGHTの強み。
相互に補い合う関係性があります。
更に亀田興毅ファウンダーは3150FIGHT立ち上げ当初から、
- 4回戦ボクサーにもスポットが当たるようにしたい。
- 地方からボクシングを盛り上げたい。
- 新規のボクシングファンを増やしたい。
- エンタメ要素を入れていきたい。
- 総合テーマパークのような興行にしたい。
といった夢を語っていました。
これらは全てLUSHBOMUが体現していること。
理念も一致し、双方弱点を補い合う関係にある。
まさにベストなパートナーと言えます。
関西コレクションにLUSHBOMU feat 3150FIGHTで登場
2024年8月1日(木)の関西コレクションでどういった発表があるのかは分かりませんが、LUSHBOMUと3150FIGHTは「LUSHBOMU feat 3150FIGHT」として関西コレクションのステージに登場します。
既に6月16日に関西コレクションに出場できる選抜モデルを決めるコンテストにも亀田興毅氏は登場しています。
「LushMusic」のアーティストであり代表取締役の「もにゅそで」の2人と一緒に。
関西コレクションにも「もにゅそで」と一緒に出演するのでしょう。
LUSHBOMUのリングガールでもお披露目するのか??
その辺りは当日のお楽しみですね。
LUSHBOMU feat 3150FIGHT次の興行は亀田和毅VSドラミニのリマッチ!!
こうして既にコラボして歩み始めているLUSHBOMUと3150FIGHT。
西田選手の世界戦を成功させたのもLUSHBOMU feat 3150FIGHTでしたが、次回興行は 2024年08月24日(土)。
メインは亀田和毅VSレラト ドラミニのリマッチです!!
今度こそ勝った方がIBFフェザー級の指名挑戦者になるという大事な一戦。
アンダーカードも魅力的な興行なので見どころ記事はまた別途書きます。
LUSHBOMUもfeat.3150FIGHTとなることでアンチにターゲットとされる興行になるかも知れません。
しかしLUSHBOMUには熱狂的なファンの存在があるためアンチ層の声は吹き飛ばして新たなファンを増やしていくことが出来ると期待しています。
まとめ:ボクシング村をぶっ壊せLUSHBOMU feat.3150FIGHT
最後に記事のまとめです。
- 3150FIGHTは亀田興毅氏が消滅を発表。
- しかしLUSHBOMUと手を組む形で存続していきます。
- 具体的には8月1日(木)に開催される関西コレクションで何かしら発表があるようです。
- 3150FIGHTとLUSHBOMUは共通の理念を持っており、欠点をお互いに補い合える存在。
- 正式にコラボ発表後、最初の興行は亀田和毅VSドラミニのIBF挑戦者決定戦。
長年ボクシングを愛してきた身ではありますが、ボクシング界は業界もファンもやや排他的な面は少なからずあります。
新しいカルチャーを吹き込もうと異業種から参入してきたLUSHBOMUに対しても冷ややかな目も少なからずあるでしょう。
しかしLUSHBOMUの熱狂があればきっとこれまでボクシングに興味のなかった層をファンとして取り込むことに成功するはずです。
ボクシングは誰のものでもありません。
古参のファンが楽しむ興行だけでなく、新たな形が生まれたって良いと思います。
ということで3150FIGHTの名前が残るかどうかは分かりませんが、引き続き亀田興毅さんもプロモーターとして活躍を続けて欲しいと願っております。