LUSHBOMU

飲食ブース多数のボクシング興行が実現したゴミゼロの会場【3150×LUSHBOMU】

torajiro

ボクシングファン歴27年。プロボクサー歴3年。ボクシングブロガー歴2年。一人でも多くのプロボクサーの戦った証をネット上の記事として残していきたいと思いブログを開設。Xも投稿していますのでフォローいただけると嬉しいです。

2023年にLUSHBOMUという新たなボクシング興行が生まれました。

この興行は通常のボクシング興行とは一味違い、ボクシングの試合の合間に音楽ライブがあり、更には会場内には多数の飲食店が並びます。

夏祭りのような賑やかな会場には飲食スペースも多数用意されており、試合観戦の合間に仲間と1杯やりながら談笑する人々の姿も。

ボクシングだけでは観戦疲れしてしまう人にとってはこの飲食空間はとても有り難いのですが、一つ大きな問題がありました。

『飲んで・食べて・音楽にノリ・ボクシングで熱くなる』

そうして楽しくなり、気が大きくなり、ついつい自分が飲み食いしたゴミをその場に撒き散らかしてしまう人が出てきます。

前回興行では観客席のゴミが目立った3150×LUSHBOMU vol.1

2024年8月に開催された3150×LUSHBOMU vol.1は多くの観客を集めた会場で亀田和毅選手が一度敗れたレラト・ドラミニ選手にリベンジを果たして世界挑戦の切符を手にし、興行としては大成功を収めました。

飲食店にもたくさんのお客さんが集まり大盛況でした。

しかしその結果、帰る頃には座席周辺に食べ残し、飲み残しのゴミが散乱している席も見受けられました。

基本的には皆さんマナーは良いのですが、マナー違反を犯す集団もちらほらと出てしまい、会場全体を見渡した時のゴミは少々気になりました。

3150×LUSHBOMU vol.2の会場は驚きのゴミゼロ!!

興行としては大成功もゴミの課題が残った3150×LUSHBOMU vol.1。

そして迎えた2024年10月12日(土)の3150×LUSHBOMU vol.2ではしかし、このゴミ問題が数々の工夫によってクリアされていました。

会場のいたるところにメッセージ付きのゴミ箱が!

これはファン心をくすぐります。

一人一人が綺麗な会場にしようという気持ちが芽生えます。

ステージ上でもMCが観戦マナーの呼びかけ

ステージ上ではレゲエミュージシャンのHACNAMATADAさんが会場を綺麗に使いましょうと呼びかけていました。

「綺麗に使って破格の値段で会場を貸してもらいましょう!!」とファン心をくすぐる呼びかけをしておりました。

こうしたゴミ箱の設置やステージ上の呼びかけに加え、LUSHBOMUのスタッフの皆様が来場者にゴミを入れる用のビニール袋も配布しておりました。

これなら客席で飲食してもそのゴミをビニール袋に入れて後でゴミ箱に捨てられます。

こうしたスタッフの工夫と努力もあって会場は試合後も綺麗な状態でした。

写真を撮っておかなかったのが悔やまれますが、飲食で盛り上がった会場とは思えない試合後の会場でした。

まとめ

新たなボクシング興行3150×LUSHBOMUはボクシングと音楽と食が融合した空間が特徴的ですが、そうした空間を実現させているスタッフの方々が他のボクシング興行では真似の出来ない優秀さで頑張っておられます。

今後も数々の課題に直面するでしょうが、その度に改善していけるパワーを持った興行です。

プロレス団体のように団体愛の強いボクシング興行が出来たらいいなと思っていたところに現れた3150×LUSHBOMU。

ファンの熱量が高いが故に入って行きづらいと感じる方もいるかもしれませんが、会場にはそんな独特なノリもなく普通にボクシング観戦を楽しめます。

安心して会場に足を運べば超優秀なスタッフの方々が親切に対応してくださいます。

次回の興行は2024年12月21日(土)ツインメッセ静岡という会場で開催されます。

まだ対戦カードは未定ですが、今後LUSHBOMU公式サイトで発表されるでしょう。

個人的には後楽園ホールで開催される全日本新人王決定戦と被りそうなので多分行けませんが、会場に行ける方は是非お勧めの興行です。

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