3150FIGHT LUSHBOMU

3150×LUSHBOMU vol.4の見どころ〜矢吹正道2階級制覇へ!!

torajiro

ボクシングファン歴27年。プロボクサー歴3年。ボクシングブロガー歴2年。一人でも多くのプロボクサーの戦った証をネット上の記事として残していきたいと思いブログを開設。Xも投稿していますのでフォローいただけると嬉しいです。

2025年3月29日、30日に2日連続で開催される3150×LUSHBOMU。

この記事では3150×LUSHBOMU vol.4の見どころをお届け。

食と音楽とボクシングの三重奏が奏でるエンタメ空間の会場は毎回多くの観客で賑わっています。

3月29日(土)は令和の時代に昭和の色気を持つカリスマ矢吹正道選手が2階級目のベルトに挑む注目の試合がメイン。

出場選手達の情報は以下の記事でも要チェック↓↓

50.0kg契約6回戦 入田力斗仕切り直しのデビュー戦

元々2024年10月12日の3150×LUSHBOMU vol.2でデビュー予定だったワタナベジムの入田力斗選手。

アマチュアで30戦21勝9敗の戦績を持つ熊本出身の20歳。

憧れのボクサーは同じ熊本出身でワタナベジムの先輩重岡兄弟。

この階級で身長172cmは驚異。

長身からの体重の乗った切れ味の良い左ボディが試合で炸裂するか!!

デビュー戦なので距離感の狂いから思うようなボクシングが出来ない可能性もありますが期待の新星です。

Sフライ級8回戦 双子の花田颯がエロゲ・グラ相手に実力証明へ

推しの花田颯選手が登場。

疾風の弾丸花田颯選手の好戦的なボクシングに注目。

対戦相手のフィリピンボクサーエロゲ・グラ選手は侮れない相手。

2024年6月の試合で佐野遥渉選手に初黒星を喫するもそれまで9戦無敗だったボクサーです。

佐野戦では距離の遠さに自分の距離で戦えずポイントを落としたグラ選手ですが、花田颯選手相手にはガッツリ噛み合う。

花田颯選手はここではっきりとランカー以上の実力があることを証明して欲しい大事な一戦。

バンタム級8回戦 LUSHの看板佐野遥渉が登場!!

3150FIGHTと合体したLUSHBOMUの看板選手佐野遥渉が合体後初のリングへ。

LUSHBOMU時代にはメインを張っていた佐野遥渉選手がここではっきりと存在感を出し、近い将来3150×LUSHBOMUでもメインを張れる選手になるはず。

3150×LUSHBOMUが興行として盛り上がっていくにはLUSHBOMU側の熱量が不可欠。

LUSHBOMUファンの熱量を上げるにはこの佐野遥渉選手が超重要なキーマンとなります。

華麗で力みのない柔らかなフットワークは天賦の才。

まだ21歳の若手ボクサーですが3〜5年後には中日本を代表するボクサーとなっているでしょう。

Sフェザー級8回戦 英豪がハードヒッターサンティシマと激突

前戦で強敵ロルダン・アルデア選手を破って評価を上げた英豪選手がSフェザー級に階級を落とし、ハードヒッターのジョー・サンティシマ選手と対戦。

階級を落としたことで打たれ弱くなりサンティシマ選手のようなハードパンチャーに一発で倒されるという展開もなきにしもあらず。

ライト級の中でも体の大きさとパワーを感じていた英豪選手が果たしてSフェザー級でも本来のパフォーマンスを発揮出来るのか!?

ライト級時代と変わらぬパフォーマンスを発揮できれば一気にタイトル戦線まで駆け上がっていくでしょう。

英豪選手は見た目のスピードはさほど感じないが、無駄な動きがないので側から見る印象と戦っている選手の体感スピードが異なるタイプの選手ではないだろうか。

大学アマまで経験した高い技術に加え、パンチのパワーも相当ある上に体も頑丈。

フェザー級8回戦 岡本恭佑がダスマリナスにチャレンジマッチ

(青が岡本選手)

2022年の全日本新人王岡本恭佑選手が井上尚弥選手にも挑戦経験のあるマイケル・ダスマリナス選手に挑戦。

一度は辻永遠選手に敗れて戦線離脱した岡本選手ですが、全日本決定戦の相手廣瀬祐也選手のリベンジマッチを返り討ちにして再浮上。

岡本選手の一番の特徴は中間距離での戦いの上手さ。

特にサウスポーを相手にした際の距離感、立ち位置が抜群に上手い。

サウスポーのダスマリナス選手からしたら非常に戦いにくい相手。

実績には大きな差のある両者ですが、岡本選手が距離を掌握して勝利すると予想しています。

OPBF東洋太平洋Sフライ級のベルトを賭け横山葵海がマグラモに挑戦

ワタナベジムの至宝横山葵海選手がセミファイナルに登場。

前戦はデビュー2戦目ながら3150×LUSHBOMUのメインを務めた非常に期待された選手です。

何故そこまで期待されるのかは試合を見れば一目瞭然。

アマチュア仕込みのテクニックが霞むほどに躍動感のある動きは世界を感じさせるには十分。

しかし相手は東洋太平洋王者のジーメル・マグラモ選手。

現WBOフライ級王者のアンソニー・オラスクアガ選手とも中盤までやや優勢かなと思われるほどの試合をした難敵です。

34戦30勝(23KO)4敗(2KO)の戦績を誇り、KO負けはオラスクアガ選手と中谷潤人選手に喫した2度のみ。

デビュー3戦目の横山選手が挑むには危険すぎる相手との試合になりました。

前回の試合では課題も残った横山選手が大きな挑戦に打って出ます。

正直若干、いや、かなり心配しています。。

IBFフライ級タイトルマッチ カリスマ矢吹正道がアンヘル・アヤラに挑む

2024年10月にLフライ級で世界王者に返り咲いたばかりの矢吹選手が1階級上げて18戦18勝(8KO)無敗の王者アンヘル・アヤラ選手に挑みます。

何故こうも矢吹正道はイバラの道を歩むのか。

減量苦はあったにせよ、ようやく世界のベルトを手にしたところでまたしても大きな挑戦に出ます。

厳しい相手にはなりますが、アヤラ選手は一発がある選手ではなく、ジャブの差し合いで矢吹選手が優位に立てる可能性は十分。

1階級アップしたことで元々持っている骨まで砕くような重いパンチに更に磨きがかかることでしょう。

矢吹選手がこのベルトを手にすれば今盛り上がっているフライ級が更に熱くなっていくこと間違いなし!!

矢吹正道選手ならやってくれる!!

ボクシングだけじゃない!食も音楽もスタッフ力も3150×LUSHBOMU

以上、3150×LUSHBOMU vol.4試合の見どころでした。

3150×LUSHBOMUはボクシングだけではなく飲食ブースも充実していて会場内で自由に食べ歩き出来ます。

しかも食事用の席まで用意されています。

客席で疲れたら席を立って飲んだり食べたりしながらゆったりと試合観戦。

そして試合の合間には音楽ライブも。

もにゅそでさんのフル回転の活躍に個人的にはTAKさんの綺麗な歌声が好き。

HACNAMATADAさんのボクシングマニアっぷりも尋常ではない。

ボクシングをカジュアルに楽しめる観戦スタイルは3150×LUSHBOMUだけ。

現地観戦の方は食と音楽も一緒に楽しみましょう。

そしてこの会場で受付からグッズ販売、美化活動と縦横無尽に活躍するスタッフの方々も他の興行では見られない注目ポイントです。

配信の方は飛ばし飛ばし見たい箇所だけ楽しめば良し!!

ABEMAプレミアムに入っていれば追っかけ再生もあるのでなおよしではあります。

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