亀田興毅3150FIGHTファウンダーがドン・キングに扮したコスプレ姿で海外進出の野望を語る記事を読みました。
今の時代にドン・キングは完全に時代遅れですが、亀田興毅氏もそこは理解した上で敢えてのドン・キングだったのではないか、流石だなぁと思うところがあったのでこの記事を書いています。
亀田興毅氏がドン・キングに扮して語ったビジョン
亀田興毅氏がドン・キング姿で語った今後のビジョンはとても夢のあるものでした。
- 2023年に3150FIGHTの東京進出
- タイで初の海外興行開催
- 将来的な米国進出に向けてマッチルーム(世界的に有名なプロモート会社)に接触
国内基盤を固めた上でのアジアから始まりアメリカへという具体的なプランにこちらの期待値も上がりました。
この記事の中で、ドン・キング氏は米国進出のくだりにてプロモーターの具体例として引き合いに出されていました。
►亀田興毅氏「ドン・キングしばきに行くよ(笑)」36歳の野望は全米進出 23年は東京進出計画
亀田興毅氏は何故時代遅れなドン・キングに扮したのか?
ドン・キング氏がプロモーターとして活躍していた時代は2000年前後辺りまでがピーク。
現在は目立った活躍はしていません。
という現状もあり、亀田興毅氏のドン・キングに扮した記事に対しては「何故今更?」なツッコミも散見されました。
が、自分はこの記事を読んでさすが亀田興毅氏と感心した点がありました。
現在の世界の主要なプロモーターはマッチルームやトップランク、PBC等々ありますが、ボクシングファン以外がこうした名前を聞いても知っている人は間違いなくゼロでしょう。
一方、時代遅れとはいえドン・キングであれば40代以上の世代であればヘビー級のマイクタイソンのプロモーターとして認知している方がかなりいるはず。
「ボクシングを再興する。」そのためには新規ファンの獲得は不可欠です。
プロモーターという存在をPRする上で「ボクシングファン以外でも知っている例えは何か?」
その問いに対する答えとしてドン・キングをチョイスしたのでしょう。
新規のボクシングファン獲得を常に意識している亀田興毅氏だからこその哲学をドン・キングというチョイスから感じ取りました。
ドン・キングとヘビー級のマイクタイソン。この構図に自分と但馬ミツロ選手を当てはめて、ヘビー級の但馬ミツロ選手らを引き連れてアメリカに挑むぞどいう熱いメッセージを感じ取りました。
ついでに3150FIGHTにはヒロキングもいますが。それはあまり関係ないか。。
ドンキングのはずがその髪型は、、、
先日36歳になった亀田興毅氏は誕生日のツイートもドン・キング。
決意の一枚でございますが、ドン・キングにしては頭がややモサモサというか、この髪型を見ていると亀田興毅氏と同じ36歳のあるボクサーが頭に浮かびました。
モサモサ頭を金髪にして、サングラスをスカウターに変えれば3150FIGHTの常連選手ベジータ石川に早変わり。
アメリカに進出するときは日本のアニメを代表して是非ベジータ様にもラスベガスに乗り込んでもらいたいところですが、その前にタイ興行かな??
海外でこのキャラがウケるかどうか気になるところです。
まとめ
最高のボクシングでボクシングの再興を目指す亀田興毅氏の歩みには新規のボクシングファン獲得が不可欠で、そのための施策が時にエンタメ路線と批判される事もあります。
批判を恐れずパイが減り続ける国内のボクシング市場拡大に着手し、足場を固めた上で海外を目指す亀田興毅氏の歩みは堅実さと大胆さを兼ね備えており、ビジネスとして見てもとても勉強になります。
2023年にはいよいよ3150FIGHTが東京進出するかもしれません。
聖地後楽園ホールに見参するのか、もっとデカい会場になるのか、どちらにしても初の3150FIGHT生観戦の機会が迫ってきた事を嬉しく思っております。