こんにちはtorajiroです。
今回はキャラ立ちした個性派ボクサーを10人紹介します。
テレビは最近殆ど見なくなりましたが、あらゆる分野での激レアなキャラを紹介する「激レアさんを連れてきた。」は結構好きで見ています。
ボクサーでも過去にラーメン二郎大好きボクサージロリアン陸選手と、アニオタで井上尚弥・拓真選手の従兄弟である井上浩樹選手が紹介されました。
この2選手の個性も相当なものですが、同等かそれ以上に面白い、次の激レアさんボクサーとして紹介されてもおかしくないようなボクサーをジャンル問わず選出してみました。
(矢吹選手や赤穂選手は自分の中ではカリスマ枠なのでここでは紹介していません。)
デビュー前 マッハたいせい(T&H)竹原テレビで売り出し中
まずはデビュー前の選手ですが竹原テレビで売り出し中のマッハたいせい君。

竹原テレビの世界チャンピオン育成企画で選ばれた野心満々売れたいオーラ全開ながら爽やかな好青年。
Instagramのプロフィールによるとまだ大学生?
フィジークの大会に出場していたので体は相当マッチョです。
パーソナルのジムも起業しており、ボクサーとして知名度を上げていくことがマッハたいせい選手にとっては仕事の面でも有益。
こういう選手は伸びると思います。
まだまだ筋肉が邪魔したぎこちなさはありますが、木村"フィリップ"ミノル選手とスパーしたり、3150FIGHTに出場予定の天才ボクサー野口海音選手とスパーしたり、プロテスト前ながら良い経験を積んでいる様子。新しい動画を見る度に成長を感じます。
まだまだキャラ立ちとまでは言えない選手ですが、コミュニケーション能力が非常に高くこれから売り出して行くだろう選手なので先物買い的に紹介しておきます。
竹原テレビを要チェックです!!
バンタム級4回戦 小川椋也(天熊丸木)RYO/対人恐怖症ボクサー
ここからがプロボクサーの紹介になりますが、まず初めは小川椋也選手。

この選手は自身のYouTubeチャンネルを持っており、プロボクサーになる以前から動画配信をしています。
小川選手は18歳で視線恐怖,脇見恐怖症を発症し、3年間の引きこもっていたという過去があります。
僕が小川選手のYouTubeチャンネルを知ったのはプロテスト合格動画が上がった辺りだったと記憶していますが、引きこもりでめちゃくちゃ太っていた頃の動画からアップされており、興味本位で見始めてからすっかりこの選手にハマっています。
小川選手について以下の記事でも詳しく紹介していますので是非ご覧ください。
▶︎対人恐怖症ボクサーRYOが新しいボクサーの集客モデルを作る!?
引きこもりからYouTubeを始めてプロボクサーになる。若者に希望を与える選手だと僕は思っています。
ちなみにYouTubeチャンネルの登録者はもうすぐ4,000人。
少しでも興味の湧いた方は是非チャンネル登録よろしくお願い致します!!
バンタム級4回戦 河村慎司(FLARE山上)運動嫌いのボクオタがプロへ
小川選手と同じバンタム級4回戦でもう1人紹介したいのがこの方。

運動嫌いのボクシングオタクから熱い会長がいるFLARE山上ジムでプロになった河村慎司選手です。
プロボクサーなのですが、元々がボクオタなのでTwitterではファン目線のツイートも結構多く、これが良いところを突いていて面白いんです。
いいねの件数が2,000超えとか4,000超えとか、普通の4回戦ボクサーでは中々出来ない事かと思います。
「一緒にファンだった仲間がある時プロを目指し、夢を叶えてリングに上がる。」
こんなドラマチックな展開、野球やサッカーでは絶対に無理。こういうことが起こり得るのはボクシングの魅力の一つだと思います。
そしてファンからプロボクサーになった河村選手ですが、ボクシング愛に溢れる素晴らしいファイトを続けております。
僕はデビュー戦をYouTubeで視聴しましたが、上野永吉選手に序盤にダウンを奪われてから怒涛の連打で脅威の追い上げ、判定は2対1で敗れましたが熱い試合でした。
▶︎ボクオタからプロへ〜河村慎司選手のデビュー戦は4回戦ボクサーの魅力が満載
この試合で河村選手のファンになりまして、その後2試合は河村選手からチケットを買って観戦させていただいております。
Sライト級4回戦 福重浩輝(KWORLD3)3150ファイト1期生ヒロキング
次はちょっと路線を変えて、亀田史郎さんがプロボクサーを育成する企画3150ファイトクラブの1期生でプロになったヒロキングこと福重浩輝選手をご紹介。

- 元地下格闘技チャンピオン。
- おでん屋。
- 奥さん美人。
- YouTubeチャンネルも収益化して結構稼いでる。
- スポンサーは4回戦ボクサーながら30社。
ここまで来ると僕の弱小ブログで紹介するまでもない選手かもしれませんが、これだけの結果を出すためには強いハートと努力が必要だった事は間違いありません。
戦績も2戦2勝2KOとパーフェクトレコードですが、実力はまだまだ4回戦レベル(の上の方)。
竹原テレビの出稽古動画でT&Hジムの杉山雄基選手とスパーリングをしていましたが、杉山選手の出入りや左ボディにやられて若干ですが劣勢にも見えました。
実力的にはまだまだ駆け出し中のヒロキングですが、注目されている分他の選手とは覚悟が全然違うので、このまま一気に上位に駆け上がっていくでしょう。
▶︎3150ファイトヒロキングのデビューからの戦績とコラボスパー動画集
無差別級 ベジータ石川(折尾)入場に全てを賭けたサイヤ人
またここでガラッと趣向を変えて次に紹介するのは無差別級のサイヤ人。

稀代のかませ犬ボクサー(ごめんなさい)ベジータ石川選手。
マニーパッキャオばりに6階級にまたがり数々の将来有望な選手達と手合わせし、ことごとく散ってきました。
特にここ2年のコロナ禍で海外から選手を呼べない中、ベジータ石川選手は重宝されてきた事でしょう。
ベジータ石川選手の魅力は何と言ってもドラゴンボールのベジータに扮したコスチュームで入場するシーン。
「やべー!サイヤ人キター!!」と期待値が一気に上がり、リングインでテンションが最高潮に。
そこからコスチュームを脱ぐと「あれれ??」そして試合が始まると「あらら、、、」
残念ながらベジータ石川選手は2022年4月29日の3150FIGHTの興行で高田祈斉選手に敗れ引退を表明。
大好きな選手だったので残念です(UNLIMでギフティングもした程に)。
最近はYouTubeチャンネルもやや登録者数が伸び悩んでいるようなのでチャンネル登録よろしくお願いします!!
このキャラがこのままボクシング界から去ってしまうのは勿体無い。
「ベジータ軍を率いて3150FIGHTに殴り込み」。みたいな形でベジータの格好で選手を率いて入場とかしてくれたら盛り上がると思います。
▶︎3150ファイト注目カード!!ベジータ石川VS靴磨きボクサー
▶︎ボクサーのリングネームにルールはあるのか?おもしろ注目ネームを紹介
ライト級6回戦 山口拓也(ワールド日立)中学から引きこもり
キワモノボクサー枠でもう1人。
中学時代から25歳まで引きこもっていたワールド日立ジムの山口拓也選手。通称ヤマタク。
A-SIGNのYouTubeチャンネルにアップした山口選手のアブノーマルな1日動画がバズり、試合の投げ銭が77万も集まる事態に発展したことで一気にブレイク。
それまでも後楽園ホールでは名物選手でしたが、この動画がきっかけで一般にも山口選手の存在が知られることとなりました。
山口選手は残念ながら8月28日に37歳となりこのまま定年で引退でしょう。
ベジータ石川選手同様非常に惜しい選手を失う事になります。
ベジータ石川選手と山口拓也選手。このお二人の引退記念スパーが行われるのでしたら一番高いチケット買って応援に行きますけどどうでしょう?
ネックになるのはベジータ石川選手は3150FIGHT、山口拓也選手はA-SIGNというプロモーターの違い(なわけないか)。
フェザー級8回戦 亀田京之介(ハラダ)本物の狂犬
次に紹介するのは賛否分かれるというか、圧倒的に批判的な意見が多いかもしれませんが、キャラ立ちボクサーとして亀田三兄弟の従兄弟、亀田京之介選手をピックアップ。

昔のガチンコファイトクラブや、最近のオーディション番組での喧嘩シーンを見ているとちょっと白けてしまう自分がいまして、あまりああいうノリはそんなに好きではありません。
やらせ感が出てしまいますし、そもそも喧嘩が好きではないので。
なのですが亀田京之介選手の試合中のブチ切れ方はガチ。
自分が現役時代は試合中緊張もあるし、キレるとかそんな感情が沸き起こる余裕も一切なかったですが、亀田京之介選手は観客にもレフェリーにもキレまくって処分を食らってしまいました。緊張するリングの上であんな風になれるのもある意味凄いと思います。
試合中にあそこまでキレた選手ってK-1に転向した渡邉一久さんと、亀田大毅さんくらいじゃなかろうか。この2人の選手の事も実は大好きでした。
リングの上で抑制が効かなくなるかもしれないというハラハラを抱きながらの観戦は、ヤラセじゃないリアルな人間の生きる様を感じて「平常心でいてくれ!頑張れ!」と感情移入してしまう部分があります。
亀田京之介選手の謹慎明けの試合はとても楽しみにしています。
勿論、あの振る舞いは許せないと思う方もたくさんいるかと思いますが、まだ若者ですし今後の成長に期待しましょう。
バンタム級ランカー 与那覇勇気(真正)圧倒的ナルシスト
与那覇勇気選手の事は名前くらいしか知らなかったのですが、先日このブログで「現役イケメンボクサー10選!!女性ウケ、モテそうな選手は誰だ!?」という記事を書いたところ、「自分がいないだと!?」とリアクションをしてくださいました。
SNSのプロフィールを見るとナルシストっぷりが滲み出まくっていて思わず笑ってしまいました。

「色男 伊達男 男前 ナイスガイ イケメン ハンサム等… 容姿について言われて嬉しくなるであろう全ての称号を授かりし男!」とのこと(笑)。
まだまだ自分が知らない面白い選手ってたくさんいるんだなと痛感しました。
与那覇選手はキャラも面白いですがそのボクシングスタイルが魅力的。
アマチュアキャリアも豊富で高校時代には高校選抜優勝の実績も誇っています。
全身バネがあり、ボクシングに華があって観ている人を飽きさせません。
「ひょいひょいと避けてドカン!」と試合動画の中で本人コメントが紹介されていましたが、本当にその通りのボクシングでドカン。
得意パンチは右アッパー(通称ヨナッパー)。
あんまり恰好良いネーミングではないですが、、ダイナミックで見ていてワクワクします。
近々タイトル争いにも絡んでくるでしょうね。南出仁選手との強打者対決が見てみたい。関東で試合してくれないかな。。
イケメンというよりはセクシーなボクサー。
ウェルター級ランカー 佐々木尽(八王子中屋)関根勤も大絶賛のイカれファイター
この記事のセミファイナルで紹介するのは期待のホープ佐々木尽選手。
佐々木尽選手の最大の魅力はリング上でのアドレナリンが出まくったファイトスタイルとど派手なKO。
出世試合となったのは2度のダウンから大逆転のKOを生んだ湯場海樹戦。

キャラ的な魅力が最大に詰まった試合が初黒星を喫した平岡アンディ戦でした。
この試合、佐々木尽選手は試合前に新型コロナウイルスに感染して調整が遅れてしまい、前日計量をクリア出来ず。
コロナに感染していた事はこの時点では公表していなかったので、SNS上でも佐々木尽選手に対するかなり厳しい意見がたくさん寄せられていました。
普通だったらこんな状況下で試合をする場合、気落ちして大人しくなってしまうと思いますが、佐々木尽は違いました。

気合の入った表情でリングに上がり、平岡アンディ選手に対して思いっきりメンチを切り、試合中も聞いてないアピールに打って来いと挑発、1R目からぶっ倒す気満々で攻めまくる。
この試合はさんまのからくりテレビ時代のアンディ君から知っている関根勤さんがゲストとして招かれていましたが、関根勤さんも佐々木尽選手の事を「面白いなぁ~。タイソンみたいだ。今時中々いない選手。」と大絶賛。
試合内容でバッシングの声を打ち消した佐々木尽選手。アッパレでした。
直近の試合は強打者の関根選手相手にダウン応酬の試合で引き分け。まだまだ今年で21歳と若いながらこれだけの個性を発揮している佐々木尽選手の今後に注目です。
▶︎佐々木尽出場の第44回ファイティング・スピリット・シリーズ観戦記
元東洋太平洋ウェルター級王者 長濱陸(??)家庭も職も失い現役復帰へ
最後に紹介するのは現役引退後、理論派トレーナーとして活躍していた長濱陸選手。
長濱選手は目の怪我もあって王座から陥落した試合にて引退したのですが、最近自身のYouTubeチャンネルでトレーナーを辞めた事と離婚、そして現役復帰の方向性を発表。
全てを失って現役復帰というストーリーはインパクト大ですが、そもそも何故長濱選手が激レアキャラなのかと言うと、SNSでの影響力が凄いからです。
長濱選手は自身の理論をYouTube上で発信しているのですが、ボクシング理論という超マニアックな内容にも関わらず人気を集めています。
この動画が個人的には目から鱗でした。なるほど〜。
そしてブログも月のPVが2万を超えているよう。
ブログアクセスが月2万PVって結構凄いと思います。自分がブログを始める時にも色々調べましたが、9割以上の人が1万PVの壁を超えられずに諦めていくと色んなサイトで取り上げられていました。
一切トレンドを狙わず、超ニッチなボクシング理論という分野において2万PVは驚異的。(ちなみにtorajiroブログは1万PVの半分の壁をようやく超えたばかり(涙))
アスリートのSNSは現役を退いてから一気に下降していくのが常ですが、確かな理論を持った長濱選手の場合はそのセオリーに反してアクセスを伸ばしています。現役復帰となったらアクセス爆発は間違いないと思いますし、試合のチケットも売れるでしょう。
目の怪我の影響だけが心配される点です。
「30代バツイチ無職」というキーワードは一般にも食いつきの良いキーワードなので、このキーワードとボクシングを上手く組み合わせて新規のボクシングファンを獲得出来る可能性も秘めていると思います。
まとめ
以上、ジロリアン陸選手、井上浩樹選手に続く「激レアさんを連れてきた。」に出演出来そうなキャラ立ちボクサー紹介でした。
- 有名になりたくて竹原テレビで売り出し中のマッチョ
- 対人恐怖症ボクサー
- ボクオタからプロボクサー
- 4回戦でスポンサー30社の男
- 無差別級のサイヤ人
- 元引きこもりボクサー
- やらせなしガチの狂犬
- 日本一セクシーなアッパーを打つ色男
- 関根勤も絶賛のブルファイター
- 30代バツイチ無職から現役復帰
こうして並べてみてもそれぞれ魅力的な特徴を持っていると思います。
対人恐怖症ボクサーの小川選手は既に朝日新聞やNHK等メディア出演が増えてきましたが、他の選手もこれからどんどん目立っていく事を期待しています。
長濱選手なんか激レアさんに出演してみたら親和性も高くて良いと思いますけどね。
「ボクシングの沼にハマりすぎて30代でバツイチ無職となり現役復帰を決意した元チャンピオン」
こんな感じかな?
ベジータ石川さんなんかは海外で紹介されたらウケると思うのですが。誰かが突っ込む事で輝きを増すんじゃないかと。
まだまだキャラ立ちした面白い選手がたくさん眠っていると思いますので、そうした選手情報がありましたら是非お聞かせください!!