abema、FOD、U-NEXT、Lemino、amazonと様々な配信媒体が国内ボクシングの配信に乗り出す中、U-NEXT,Lemino,amazonが特に存在感を増している。
- 配信数と多様さで頭一つ抜け出してきたU-NEXT
- 興行数の多いフェニックスプロモーションの興行を配信するLemino
- そして世間を驚かせるビッグマッチ限定で配信するamazon
この3つの配信媒体で新人王から日本・世界・そしてビッグマッチまでのルートが確立されている状況です。
本記事ではこれら3つの配信媒体が確立した、最短で高みへと上がっていくためのボクサーの出世ロードを紹介します。
山頂へのルートが整備されたことで、更なる頂を目指す選手は増えるでしょう。
そしてその一方で、回り道をする選手の存在が対照的な存在としてこれまで以上に輝くことになるはず。
U-NEXTで新人王から日本王者、そして世界へ

ドラゴンボールでは天下一武道会、ボクシングでは新人王トーナメントが大好きな私torajiroが毎年楽しみにしているのは12月に開催される全日本新人王決定戦。
これをより一層楽しむために、torajiroボクシングブログでは予選から東日本の各階級の魅力や西日本や中日本や西部新人王に出場している選手達の紹介記事を書いています。
U-NEXTでは「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」と題し、この新人王トーナメントの東日本決勝と西軍代表決定戦、全日本新人王決定戦を配信し、新人王の頂点を目指すボクサー達の露出を増やす機会を提供しています。
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加えて「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」では日本タイトル等の国内トップを決める試合をメインにした興行を月2回ペースで配信しています。

新人王から国内のトップまでの道のりをU-NEXTが用意しているのです。
そこから更に世界を目指すボクサーに対し、世界への挑戦権を手にする道のりとして海外での世界ランカーとの試合や世界前哨戦を中心とした興行「TREASURE BOXING」が用意されており、U-NEXTが独占配信しています。
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更に加えてU-NEXTは新ブランドとして『U-NEXTボクシング』を立ち上げ、日本人ボクサーの世界戦を定期的に配信することを発表しました。
新人王から日本王者、そして世界王者までの道のりを全てU-NEXTが作り上げることとなったのです。
こけら落としの「U-NEXT BOXING1」西田選手の世界戦は会場にも観客を3,000人収容し、興行としても大成功でした。
そして2025年3月13日にはトリプル世界戦が開催。
ここには「TREASURE BOXING」で結果を出した京口選手も出場しました。

アマチュアで世界選手権を制した坪井智也選手も帝拳ジム所属でU-NEXT BOXING2にて8回戦デビュー。
そしてデビュー2戦目ではamazonのプライムボクシングで中谷VS西田の統一戦に華を添えました。
2025年7月30日(水)には第2段の3大世界タイトルマッチが発表されました。

ファンにとっては配信サービスが一本化され、選手にとってもこのルートに乗れば世界が見えてきます。
どちらにとってもわかりやすい道がU-NEXTによって出来上がっているのです。
井上尚弥に神興行連発のLeminoボクシング

U-NEXTに加えLeminoも井上尚弥選手の世界戦を始め、フェニックスプロモーションの興行「Lemino BOXING フェニックスバトル」を配信し、頂点を目指すボクサー達に活躍の場を与えています。

Leminoのボクシング興行は試合のテンポが非常に良く、それ故に試合で盛り上がった熱が冷めずに次の試合へと進んでいくので会場がどんどんヒートアップしていき神興行が生まれ易い。
2023年に開催された4大タイトルマッチは後楽園ホールも一昔前を思い出させるような狂乱ぶりでした。
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無料配信を続けたLemino BOXINGも最近はLeminoプレミアムに加入していないと視聴できなくなりました。
月々990円が痛いという方も最初の1ヶ月は無料。
加えてポイ活サイト経由で申し込めば更に1,200円相当のポイントが付与されます。
自分はケチなのでmoppy経由で申し込んで1,250円分のポイントをゲットしてamazonギフト券に交換しました。
そしてビッグマッチはamazonへバトンタッチ
U-NEXTとLeminoが世界への道を作り、選手達が複数団体の統一戦といったビッグマッチに進もうとした時にはamazonの出番です!!
amazonの「Prime Video Boxing」登場により、以下のような数々のビッグマッチが実現することとなりました。
- 村田諒太 VS ゲンナジー・ゴロフキン戦
- 井上尚弥 VS ノニト・ドネア戦
- 寺地拳四朗 VS 京口紘人の2団体統一戦
- 那須川天心選手のボクシング転向
- 井上尚弥 VS ルイス・ネリ@東京ドーム
- 2夜連続世界タイトルマッチ
- 中谷潤人 VS 西田凌佑バンタム級王座統一戦
西田凌佑選手もU-NEXT BOXINGで結果を出してamazonでのビッグマッチに繋げていきました。
世界王者のその先、統一王者となって世界的に有名なボクサーになる道のりがamazonによって用意されることとなったのです。
かつてであればテレビ局の関係や資金不足で実現しなかったビッグマッチもamazonという巨大資本の参入によって実現可能に。
キッズ時代から活躍してトップを目指してきたボクサー達にとってはこれ以上ない環境が整えられました。

最短ルートが出来たからこそ別ルートもまた輝きを増す!!

U-NEXT,Lemino,amazonによって完璧な頂点までの道のりが出来上がりました。
帝拳プロモーションとフェニックスプロモーションの2大プロモーターによって日本人ボクサーの頂点までの道のりは独占に近い状態になっています。
プロ野球で言えば巨人とソフトバンク、メジャーリーグであればヤンキースとドジャースに例えられるでしょうか。
これはこれで素晴らしい一方で、あまのじゃくなファンや強さを追求するだけの路線に物足りなさを覚えるファンも一定数いるものです。
強さを追求するルートが際立つことで、エンターテイメント色のある興行や、逆境に挑み続けるストーリー性のある選手を求めたくなるもの。
- ボクシング界の異端、亀田興毅氏が立ち上げた3150FIGHT。
- 静岡で産声を上げた音楽とボクシングと食がミックスした新たなボクシング興行LUSHBOMU。
この2つの興行が合体して生まれた3150×LUSHBOMUは、ただひたすら頂点を目指すのとはまた一味違うボクシングの魅力を発信する興行になると期待しています。
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まとめ:配信媒体の協力と競合によって発展するボクシング
配信媒体の多様化はファンにとってはサブスクが増えて痛い側面もありますが、それ以上にビッグマッチの数々が実現しているという恩恵は大きいです。
U-NEXT、Lemino、amazonがあれば、駆け出しボクサーの活躍から、かつてだったら楽しめなかったようなビッグマッチまで網羅されています。
特にU-NEXTは新人王から世界まで一つの媒体で楽しめますのでボクシングファンにはお勧めの配信サービスとなっております。
高くて加入に躊躇するという肩向けには、極限まで安くU-NEXTに加入する方法も紹介しておりますので以下の記事もご覧ください↓
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